鈴木社労行政事務所
・職能資格制度
・職務給制度
・成果主義賃金制度
・人事考課
職能資格制度サイトマップ
・職能資格制度の設計
・職能要件書の作成
・賃金表の作成

職能資格制度(職能給制度)


職能資格制度とは
経営・従業員満足と賃金制度

・職能資格制度の考え方と効果

人材の能力に資格名称をつけ、その能力に対して賃金額を決定する仕組みです。
戦後の日本の発展は、工夫と創造革新によって導き出されたものです。
例えば生産工が不良率を改善するために知恵を絞る改善活動、QC活動でコスト削減や効率化を図るなど、人材の能力の活用によって世界第2位の経済大国となったのです。

・職能資格制度の特徴と成功要素

人材の能力は無限の可能性があり、育成と職務の拡大によって無限の能力向上が、生産における創造性や革新性につながり、それが企業の発展成長へとつながるのです。人材の能力開発は、会社への忠誠心に結びつき活力ある企業になります。
職能資格制度はいかに人材の能力を開発し、活用するかが成功のポイントです。

職能資格制度の要件

1.職能要件書と職能資格等級
  職務調査により職務に必要な能力要件を明らかにします。。
2.賃金表と運用基準
  職能要件を基に段階号俸表や複数賃率表など、自社にあった賃金表を作成します。
  習熟要件や昇格要件を明らかにして、公平で効率的な運用ルールを定めます。
3.人事考課
  単なる査定ではなく、能力の開発に力点を置いた人事考課が必要です。
4.目標面接と自発的目標設定
  職能要件から、ノルマではない自発的目標設定を期首の面接で定めます。
  目標達成のための支援援助、育成方法を話合います。
5.加点主義
  失敗や未達成に目をやるのではなく、何に挑戦・創造するのかに視点を変えます。


職能資格制度の賃金体系(職能給制度)

職能資格制度賃金体系

職能資格制度の賃金体系は、生活能力・・・生活コストを保障する年齢給と職務遂行能力に対する職能給と個別条件によって設定される手当が賃金を構成します。
職能資格制度には原則 年齢に応じた昇給と、人事考課によって決まる習熟昇給で構成される定期昇給が原則としてあります。(設計によっては年齢給の昇給が無いあるいは降給したり、習熟昇給のない職能給もあります。)

                   職能資格制度の詳しい設計方法はこちら →職能資格制度設計へ
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